食べ物

出汁パックが薄いときや濃い出汁の簡単な取り方

日本料理に欠かせないのが出汁。簡単に出汁がとれる出汁パック。

普段の料理でとても重宝しますよね。

でも、出汁パックを使った後、薄いな…と思ったことがある人は多いのではないしょうか。

なかなかちょうど良い味を出すのは難しいですよね。

そこで、出汁パックでとった出汁が薄い時の対処法をご紹介します!

出汁で取った出汁が薄いときは?

出汁パックでだしを取っても薄い時の対処法を3つご紹介します。

他の調味料を加える

お醤油味の料理をするときは、顆粒出汁や白だしやめんつゆなど、他の調味料を加えてみましょう。

顆粒出汁は一番手軽に出汁の風味そのものを加えられる方法です。

ただ、中には顆粒出汁の添加物が気になって無添加の出汁パックを使うという方もいると思います。そんな方は他の調味料をおすすめします。

たとえばお吸い物を作るときは、色があまり気にならず綺麗な淡い黄色になる「白だし」がおすすめです

白だし自体、昆布やかつお節の風味があるので、出汁パックにもよく合います。

また、白だしは塩分が高いので、しょっぱい味付けが必要な時にも良いですね。

色が気にならないときはめんつゆを試してみてください。めんつゆもかつお節や昆布などの風味がするので、出汁パックと良く合います。

ただ、ストレートで使うものか3倍濃縮で使うものかなど、濃縮度によって味の濃さが異なるので気をつけてくださいね。

他の具を使う

出汁の代りになるような、旨味の出る具を使う方法です。

たとえば鶏肉、ぶりや鮭などの魚などは料理に旨味を出してくれます。

煮物やお味噌汁に加えるだけで、とても美味しくなりますよ。

他の出汁を加える

味付けではなく出汁自体をしっかり取りたいという方は、出汁パックに合わせて他の出汁を加えてみてください。

出汁パックがかつお節由来のものであれば、かつお節を少し加えて煮立だせます。他にもいりこ、昆布など、出汁パックの種類に合わせて出汁を加えます。

ただ、出汁パックは顆粒出汁に比べて添加物が少ない場合が多く、その分味が薄く感じられます。

一般的に出汁は風味や旨味、香りを加えるもので、味自体は薄いものです。

そのため、顆粒出汁に慣れている方は、どうしても出汁パックの薄さに驚いてしまうかもしれません。

今後出汁パックに変えたいという方は、出汁パックを2週間使い続け、慣れるというのも一つの方法です。ぜひ旨味や香りに注目してみてください。

出汁パックを濃く出す取り方は?

そもそも、出汁パックを濃く出すにはどうしたらいいのでしょうか。簡単にできる出汁パックですが、お湯に入れてさっと取り出すだけではなかなか出汁はとれません。濃い出汁をとる方法を3つご紹介します!

①お水に出汁パックを入れる
鍋にお水を入れたら出汁パックも一緒に入れましょう。お水と一緒に5分煮ることで、おいしい出汁がとれます。
さらにもう一手間加えられるという方は、出汁パックを一度取った後、料理をして完成したら仕上げに再び出汁パックを入れます。そうすると、出汁がよく出た美味しい料理ができます。
②お水の量を調整する
出汁パックの商品には必ず目安の水の量が書かれています。その量に合わせないと、なかなかちょうどいい味の出汁はとれません。一度出汁パックの商品説明にじっくり目を通してみてくださいね。
③前日に下準備する
さらにおいしく出汁をとるには、料理をする前の晩から下準備をします。鍋や容器に水と出汁パックを入れ、蓋をしておきます。一晩かけておいしい出汁がとれますよ。

出汁パックより簡単に出汁を取る方法は?

出汁パックでより簡単に出汁が取る方法があります。まずは麦茶を保存するような容器を準備します。そこに、麦茶パックを浸けておくように、出汁パックを浸けておきます。一晩漬けておくだけで出汁がとれ、さらに使いたいときにいつでも使うことができます。ただ、水の量が多すぎてしまわないように、出汁パックの説明を確認し、出汁パックの数を決めてくださいね。
冷蔵庫で3日ほど、冷凍庫だと2週間はもちます。このように一気に作る方法もあるので、毎回出汁をとるのは面倒だな…という方は試してみてくださいね。

まとめ

出汁は料理に旨味、風味を加えてくれて長く日本料理を支えてきました。和食ならではのもので、煮物やお吸い物など幅広く活躍します。出汁パックが薄い時の対処法、濃く出汁をとる方法をご紹介してきましたが、どれも簡単にできるものばかりです。より簡単で美味しい料理ができちゃうので、ぜひ試してみてくださいね。